悪魔の存在、天使の使命

サウンド・ヒーリングの世界的権威、
Jonathan Goldman氏が提言している公式に
「音」+「意思」=癒し というものがあります。

サウンド・ヒーリングは、音楽療法とは若干、異なり、
音楽に限定せずに音(振動や自然音も含める)で
精神の安定や健康を求める代替医療の一種です。

この公式にある「音」とは、物理的に見た「振動」を指しています。
この公式の解は「癒し」となっていますが、音楽や音は、人の心を癒すと言った
前提があっての解だと、思いますのでもっと幅広く考えると

「音」+「意思」=人に影響を与える
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という事だと思います。

「効果をもたらすのは音の振動だけではない。
音を使って何かをしよういう人間の意思も大切だ。」
と Jonathan Goldmanは仰っています。

つまり、同じ音楽でも音を発している人間の「意思」が
誰かに何か影響を与えるという事です。

吹奏楽を経験した事がある人であれば、
一度は体験したことがあると思いますが
カリスマ性がある指揮者が指揮台に立つだけで、
バンドが音がガラッと変わることがあります。

それは音楽表現が変わるというよりかは、バンドのサウンド自体が変わります。
それは、まるで魔法がかかった様に違うバンドに変わります。

これは、 Jonathan Goldman氏本人が体験した実験です。

同じオーケストラの同じ曲を聴きます。違うのは指揮者のみ。
その時の心拍数をはかり、演奏の感想を記録します。

1曲目では、心拍数が高くなり、緊張感が走った。
2曲目では、心拍数は落ち着き、穏やかな感想を持った。
とのことです。

1曲目の指揮者は、厳格な完璧主義。
2曲目の指揮者は、どんなオーケストラにも調和を求める平和主義だそうです。

もちろん、指揮者がどんな人物であるかは、
実験段階では本人には知らせていません。

科学的に実験とは、少し異なりますが
指揮者の「考え方」や「意思」が演奏に現れるといういい例だと思います。

僕は常々、音楽とはコミュニケーションであると定義しています。
誰かに何かを伝えることが大切だと。

このコミュニケーションの観点から見ても
演奏者の「意思」というは、とても大切です。

通常のコミュニケーションを考えた時にその手段…
つまり伝え方で一番ポピュラーなのは、言葉です。

しかし、よく考えて見ると言葉だけで、
コミュニケーションをしていることとはないと思うのです。

もっと、ノンバーバル(非言語的)なものも含まれていると思います。
表情、ジェスチャー、態度、行動、雰囲気、
しぐさ、 相手との間の取り方など
つまり、言葉以外のものです。

心理学的研究によると、
言葉によって伝えられるメッセージ(コミュニケーションの内容)は、
全体の35%に過ぎないと言われています。

言葉よりもノンバーバルな伝え方の方が
コミュニケーションの中での重要性では、
高いとされています。

なぜか?

それは、言葉は嘘をつくからです。
言葉だけでは、相手に疑われるんです。
こいつは本当のことを言っているのかと。

逆に態度、行動、表情などは、嘘をつけないんですね。
だからこそ、人間は無意識的に言葉で物事を判断して、
ノンバーバルな部分で、その言葉を信用しようとする。

それでも、役者みたいな人間もいますから、
ノンバーバルな部分でも完全ではない(笑)
そこでコミュニケーションの中でも
一番、重要な要素は「意思」だと思うのです。

つまり、「意思」とは、言葉にも表せない。
そして、ノンバーバルなものでも表現できないない。

端から見れば、その人が思っているだけこと。
それだけの事が伝わる瞬間があると思います。

「意思」という自分の中に一本の筋が通った想いがあるからこそ、
無意識に言葉やノンバーバルに真実味がを感じさせる何かが出てくるのだと思います。

同じ言葉遣い、そして表情や態度などがほとんど同じで、
伝え様としているメッセージが同じ二人がいたとして、
何か伝わってくる量や質が違う場合は、
自分の中に秘められた「意思」に左右すると考えています。

「意思」という自分の中で隠せないもの・偽れないものが
一番、相手に伝わる要素が高いということです。

例えば、本番で緊張している演奏というのは、
端から見ていてすぐにわかりますよね。

それはノンバーバルな部分だけではなく、「緊張している」という
その人の隠せない「意思」が、無意識的に伝わるんですね。

さきほど、オーケストラの例でも同じです。
同じオーケストラでも、指揮者の「意思」を無意識的に感じて、
各奏者が演奏するからこそ、サウンド自体が変わるのだと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、
音楽を奏でる時に「意思」を持つという事が
とても大切だということだと思います。

つまり、音楽によって、誰かに何か影響を与えられるかどうかは

テクニックや経験年数は、関係なく

「意思」があるかどうか
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という事だと思います。

本来、音楽が奏でる人は人に癒しを与えたり、
人を幸せにすることができる天使なのです(笑)

天使なんていうと、なんか恥ずかしい気がしますが
この事をより理解するためには、
悪魔という存在についてお話しようと思います。

悪魔の存在。
それは何か。

これは脳機能学者の苫米地英人氏が仰っていたことですが
「遺伝子レベルで恐怖を引っぱり出す技術を身につけた人」とのことです。

例えば、猿には蛇を見たら怖いと感じる細胞が
扁桃体に発見されているらしいです。

これは、蛇を見たらその細胞が反応を示してと
無条件に「ぎゃー!こわい!」と感じてしまう。。

それは進化の過程上、ほ乳類が小さく、
蛇に一口で食べられていた存在であったからです。
そういった細胞は蛇以外にも、無数に存在します。

しかも、視覚に訴えられる細胞よりも
聴覚に反応する細胞の方が強烈に反応するとのこと。

それは、一番危険なのは夜に襲われることだからです。
暗闇で「ガサガサ」と音が立つだけで、「ぎゃー!こわい」となるわけです。

そういった遺伝子レベルの「怖い」と感じる音を研究し尽くした集団がいます。

例えば、 息を吸いながら声を出したり、
単音ではなく重音で声を出すテクニックなどの組合せを利用して、
人の遺伝子レベルの恐怖感に訴えられる人。
それがシャーマンとして恐れられていた悪魔の存在です。

これに対して天使の存在とは、
遺伝子レベルで人が心地よい感じる音を研究し続けた集団。

この研究が、つまり西洋音楽を最初のきっかけであり、
いわゆる楽典であり、音楽の存在なのです。

それがクラシックではなくジャズでも、ロックでも、
音楽理論自体はジャンルが変わっても同じです。

音楽の存在そのものが人間の遺伝子レベルに訴えかけることのできる
言葉を超越した天使の存在なのです。

だからこそ、音楽を奏でることができる あなたは、
あなたにとって大切な人の天使の存在になれることができるのです。

そのためには、相手の事を想い、伝えたいという「意思」を持ち、音楽を奏でること。
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音楽を続けていると、
どうしても自分の演奏に自信が持てなくなる事があると思います。

しかし、それでも あなたは、
誰かの天使になることができる存在であるということを
忘れないでほしいと思います。

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