Heal the World

この曲。世界最高のエンターテイナー
マイケル・ジャクソンの名曲ですね。

↓3分40秒ぐらいから曲が始まります

僕は、この曲が好きで
サックスでもよく演奏します。

Heal the World…世界を癒す。
とても大きなテーマですね。

『Heal the World』のPVも地球に絆創膏が貼ってあったり
戦車の周りで子供達がはしゃいでいたり…とてもメッセージ性の強い作品です。

この作品から僕達がイメージするのは、世界平和。反戦。
世界の子供達のために、この地球を大切にしていこう。
そんな世界観だと思います。

どうしても世界全体のことを考えてしまいます。
この地球に…この世界に…自分が何ができるのか?
そんな問いを投げかけているかの様に思います。

でも、僕はこの曲を聴いてそうは感じませんでした。

マイケルはもっと現実的なことを
言いたかったんじゃないかなって思うんです。

歌詞の中にこうあります。

『make a better place for you and for me』

わたしとあなたのためにこの場所を良くしていこうと。

色んな日本語訳がありますけど、純粋な英語の詩を読むと
全編を通しても僕は、「わたし」と「あなた」の話しか
していないんじゃないかなと思うのです。

「私達」でも「あなた達」でもなく、
地球とか、世界とか、そういう大きいことではなく、
もっと素朴に「わたし」と「あなた」のこの場所を良くしていこう、と。

つまりは、わたしとあなたの関係性をよくしていこう。
それに必要なのは『愛』なんだ。

これを言いたいんじゃないかなと思います。

この様に捉えることで、
この作品のテーマは、とても素朴で現実的なメッセージになります。

この様な視点でこの曲の世界観を見ると
僕達が目指しているあなたとあなたの間にある音楽
と本質が同じであると思います。

以前、世界の中心にはあなたがいるという話をした事があります。

世界の中心にはあなたが立っていて
世界はあなたを中心とした関係性によって成立っている。
というお話ですね。

かなり前にお伝えしたことなので、もうお忘れかもしれません。
もう一度、解説しますね。

「自我」というものをどの様に論理的に説明することができるか。
それは、この宇宙にあるあなたの情報すべてを出力されたものと考える事ができます。

・名前は何で
・どこに住んでいて
・お父さんは誰で
・お母さんは誰で
・友達は誰で
・同僚は誰で
・大切なものは何で
・身長はいくつで
・今日は、どんな事を考えていて
・これまでどんな事をしてきて
・今日は駅で誰とすれ違って
・仕事は何をしていて
・昨日はどんなTVを見て
・誰を好きになって
・趣味は何で
・今朝、乗ったバスの横には誰がいて
・これまでにどんな人達と出会って

and more…

どこかに記録が残っているのか、いないのかに関わらず、
人間関係、物、情報、感情、これまで生きてきたすべての事柄の
ありとあらゆるあなたのすべての情報を出力した世界。

それは、つまりあなたにとって、重要なものの集合体であり、
あなたが認知している世界でもあり、あなたの自我を表した世界であり
あなたの全てとなります。

つまり、あなたのすべての関係性を表した世界になります。

また、あなたが世界の中心にいて
あなたにとって重要な関係性ほどあなたの近くにいて
あなたにとって重要度が低い関係性ほどあなたから遠くにいる
というイメージができると思います。

人間は社会的動物なので、
この関係性を抜きに生きていくという事はできません。

つまり、あなたが幸せになるためには、
この世界(関係性)ごと幸せにならなければなりません。
なぜなら、自分だけがこの関係性から抜け出して
たったひとりで幸せになる事など原理的に不可能だからです。

他人に優しく
情けは人の為ならず
他人の幸せは自分の幸せ

こういった言葉だけを聞くとすごくふわふわしたことを言っていますが
これだけ論理的に考えていくと
そうしなければ、自分は幸せになることなど不可能である事がわかります。

すべての世界を幸せにするなんて、とてもできる事ではありませんが
せめて、自分の周りの人を大切にし、関係性を良くしていく。

このtataのサックス講座が目指している音楽観もここにあります。
上手くなる事だけを考えるのではなく、
音楽を聴いてくれるあなたの周りにいる大切な人へ音楽を届けるという事。

それは、あなたにとっても、音楽を聴いてくれる人にとっても
ものすごく意味がある事だと思うのです。

この事が自覚できた時に、
Heal the Worldの世界観は全く別のものになります。

これまで感じてきた世界平和がどうとか、
遠い向こう側の話ではなく、とても現実的な話になります。

世界を癒す…
改めて、この意味を捉え直すと、どの様に感じるでしょうか?

あなたの世界を癒すことができるのは、あなただけ…
という事にはなりませんか?

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