サックス奏法における腹式呼吸①

サックス奏法において、ブレスが最も重要である事はお伝えしました。
それを踏まへて、今回はブレスの方法をお伝えします。

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その呼吸法は腹式呼吸です。

ヨガ、ボイストレーニング、ダイエット、舞台で発声法、アナウンス…
などの様々な分野でも重要とされている呼吸法なのですが
何か特別な方法の呼吸ではありません。

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誰もが無意識に行っているごく普通の呼吸法です。
ですので、腹式呼吸をすること自体は何も難しくありません。

サックス奏法において腹式呼吸が難しいのは
腹式呼吸をすること自体ではなく

  • 腹式呼吸を無意識で行うのではなく、意識して自然に行うこと
  • 腹式呼吸を使って、ブレスをコントロールすること
  • 腹式呼吸を意識を維持し続けること

です。

腹式呼吸はマスターするものではなく、自然にやっていることなのですが
サックス吹くという非日常の行動をとると、思っている以上に出来ていないものです。

さらに普段、無意識にやっている事を、
意識してコントロールしようとすると
身体に力が入ってしまって自然に行うことができなくなります。

「本当はできているはずなのに…」

ガーン

と思ってしまうのが、腹式呼吸の落とし穴です。

腹式呼吸を頭と身体の両方で理解し、
息をコントロールするためのファーストステップは
今まで無意識で行っている腹式呼吸を意識して行うことです。

まずは、腹式呼吸を意識して体感してみましょう。

やって頂くことはこれだけ!!

仰向けに寝て、ゆっくり呼吸をして身体の状態を観察してください。

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仰向けになると必然的に腹式呼吸になります。
仰向けになって呼吸をすると、お腹が凹んだり、膨らんだりする事がわかると思います。

リラックスをしながら、吸った息がどこに入り、
身体がどの様に動いて呼吸をしているのかを意識を向けて観察してください。

腹式呼吸の理解で大切なのは、
決してお腹に空気が入っているのではなく横隔膜が上下しているということです。

息を吸った時に、横隔膜は下がり平になり
息を吐いた時は、横隔膜がドーム型に戻ります。

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息を吸った時に、お腹が凹んだり、膨らんだりするのは
この横隔膜の動きによるものです。

厳密にいうと、横隔膜が下がり平になることによって
圧迫された内蔵が押し出された形でお腹が膨らむという現象です。
お腹が前に出ているというよりは、お腹周りが全体的に膨張していると思います。

この横隔膜の動きを意識して呼吸を行ってください。

仰向けの状態というのは、
リラックスしている状態で身体に力は入っていないため
腹式呼吸の状態を体感で理解できると思います。

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