運指の覚え方

前回を踏まへて、運指の覚え方のポイントをお伝えします。

重要な点を先にお伝えしておきますが運指を覚えるというのは、頭の中で「運指」と「音名」をリンクさせる事を言います。「運指」と「楽譜の音符の位置」をリンクさせるのではなくまずは、「運指」と「音名」のリンクです。

「運指」と「楽譜の音符の位置」のみをリンクさせた場合は楽譜を読む時に「音名」という概念がなくなってしまいます。これは、後々デメリットが多いので
運指を覚えるとは、「運指」と「音名」を一致させる事なのだという事をポイントにおいてください。そして、運指表を見て、暗記するのではなくサックスを触って、体感を共って覚えていく方が良いと思います。

この事から、実際に指を動かす時には「ド」とか「ソ」など「音名」を頭の中で唱える様にしてください。前回は、2オクターブの「ドレミファソラシド」の運指を紹介しました。サックスの音域は、2オクターブ+αです。

前回、お伝えした一番、下の「ド」の下には「シ♭」までさらに前回、お伝えした上の「ド」の上には「ファ♯」まであります。また、各音には♯や♭などあります。前回、覚えた2オクターブの「ドレミファソラシド」を基軸に運指をしっかり覚えていきましょう。

ただ、これらの運指の覚える前に先にキーの位置とキー名称を把握した方が効率が良いです。サックスは、基本的に管体の長さで音の高低が変化します。管の長さが短ければ、音が高く、管の長さが長くなれば音が低くなります。それらを踏まへて、 どこのキーを押すとどこタンポが閉じたり、開いたりするのかを理解すると楽器の構造が理解でき、キーの名称や運指を覚えやすくなります。

下記の表を見ながらどこにどういったキーがあり、そのキーを押せば、どのタンポが閉じるのか、もしくは、開くのか、ということをサックスを持って確認してみてください。今はキーの名称などは覚えなくても大丈夫です。

暗記の様に運指を覚えるより、実際にサックスを触りどういう構造になっているのかを理解することで運指の覚えるスピードは格段にあがります。