ようこそ!サックスの世界に

一般的にも認知度が高いサックスなので、「サックス知ってる?」と言われると「知っている!知っている!」と答えると思いますが、人それぞれサックスのイメージは違うと思います。それもそのはず。サックスは同じ楽器なのに、ジャンルによって全然違う顔を持つ楽器です。柔軟性があり、人間の声に一番近く、運動性に優れているため、とても万能な楽器と言えます。さらに初級者でも比較的、音が出やすく、運指もソプラノリコーダーと同じ運指なので大人になってからでも始めやすい楽器です。

しかし、万能というだけあって奥が深い。それは、サックスがどんなジャンルの音楽で活躍するかを見れば明らかでしょう。今回はサックスをよく知ろうということでサックスって、どんな音楽で活躍するの?というところを一緒に探っていきたいと思います。

クラシック

まず、最初はクラシックです。えっ?クラシック?サックスにあんまりクラシックのイメージないかも知れません。長い歴史があるクラシックでサックスが登場したのは、ロマン派後期の時代。そんな理由がありオーケストラの中にメインメンバーとしては入っていません。しかし、曲によってはオーケストラでサックスが使われている曲もあります。例えば、有名なラヴェルの名曲ボレロ。

5分11秒のところからサックスのソロが登場します。

美しいサックスの音色ですね。この様にサックスはクラシックでも活躍する楽器です。もちろん、サックスがソロで活躍する曲もあります。

この曲は、ドビッシー作曲のRhapsodyという曲。サックス奏者はClaude Delangle。

他にもサックスカルテットと言って、ソプラノサックス、アルトサックス、
テナーサックス、バリトンサックスの4種類のサックスを使って室内楽をするスタイルもあります。カルテットとは四重奏のことです。

この曲は、ハバネラカルテットの演奏するエスケッシュ作曲の「tango virtuoso」という曲です。動作も演出した演奏で楽しいですね。ブラスバンド

ブラスバンド

さて、学生の定番と言えば吹奏楽(ブラスバンド)。
多くの学校に吹奏楽部があり、吹奏楽をきっかけとしてサックスを始める場合も人も多いですね。

吹奏楽の定番の曲。A.リード作曲のアルメニアンダンス パート1。3分55秒からサックスのソロが始まります。吹奏楽の中でもサックスが活躍しているのがわかりますね。

ポップス

もちろん、ポップスでもサックスでも活躍しますね。Skaというジャンルでは、サックスをはじめとする管楽器が活躍するスタイルですね。日本で有名なのが東京スカパラダイスオーケストラ。

歌がメインとなるポップスでもサックスは大活躍。イントロや途中の間奏でソロを取ることが多いですね。ポップスでサックスが活躍する曲いえば、この曲です。スティングの「Englishman in New York」

ムード歌謡

日本でいうと懐かしのムード歌謡でもサックスは大活躍です。ムード歌謡といえばサムテイラー♪

フュージョン

フュージョンというジャズを基盤としてロックやラテン音楽、R&Bや電子音楽を融合させたジャンルがあります。このジャンルでもサックスは大活躍です。
日本で有名なバンドはT-SQUAREです。

JAZZ

サックスと言えば、JAZZを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?モダンジャズはサックスのイメージは強いですね。演奏は、Phil Woods。

ジャズの中ではウィングジャズと呼ばれるスタイルもあります。いわゆるビックバンドで演奏するスタイルです。各楽器が数人ずつでオーケストラの様な編成で大勢で演奏するスタイルです。日本でも2004年にスウィングガールという映画が大ヒットした事で有名になりました。これは、グレンミラーオーケストラが演奏する「アメリカンパトロール」です。

ディキシーランド・ジャズまたは、ニューオーリンズ・ジャズとも言われるスタイルです。ジャズの一番最初の形態と言われることが多いです。このスタイルの中にサックスが入ることもあります。

この様にサックスは様々なジャンルで活躍している楽器です。そして、驚くのが音色の幅の広さ、そして表現の幅も驚くほど広いですね。演奏する奏者や目指す音、ジャンルによって、まるで違う楽器の様に聴こえます。吹けば吹くほど、知れば知るほど奥が深くなっていく楽器。そしてがサックスです。今回、紹介したサックスはほんの一部なので、これからも色んな音楽でサックスを探してみてください。

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