音律の歴史

今、僕達が聴いているほとんどの音楽のルーツは西洋音楽に繋がっています。雅楽や民族音楽などは、西洋音楽がルーツではありませんが「ドレミファソラシド」を使うクラシックやPops、Blues、Jazz、演歌に至るまでそれらのルーツを深く深くたどっていくと、音律の発見に繋がっていきます。

今では、音楽を始めると「ドレミファソラシド」が、当然の様に存在していて、そこにあるのが前提で進んでいきますが、音楽史をさかのぼると長いの歴史を経て、「ドレミファソラシド」を発見し整備され、今の形となり、様々な音楽ジャンルの基礎となっている訳です。

物理現象として音の高さは、連続していますので例えば、「ド」と「ド♯」という隣同士の半音の間にさえ音の高さは存在しているわけです。「ドレミファソラシド」は、物理現象の連続する音の高さの中で音楽に適した音として選ばれているわけですね。

では、どうやって「ドレミファソラシド」が出来たのか、を数学や物理学的に説明する事も出来るのですが、そんな難しい話をしても仕方がないので、かなり乱暴に言うと調和する音を発見していった。その結果、現在の「ドレミファソラシド」に落ち着いた。という事になります。

その歴史は、ピタゴラス(BC582年ーBC492年)から始まります。紀元前の話ですよ。中世においては、音楽は自然界の調和の象徴であるとされ、算術、幾何学、天文学とならぶ、数学的4科のひとつとしての研究対象でした。

そして、今、僕達が使っている「平均律」が一般化させるのは18世紀後半と言われています。ピラゴラスが大体BC500年ぐらいとして、その間、2200年以上の時を経て、今の「ドレミファソラシド」が出来たわけです。

自然現象である「音」がハーモニーをつくり、美しい音を奏でる。よくよく考えてみたらすごい事ですよね?オーケストラの様な大規模な形態のクラシックから
ハードロックに至るまで、現代ではあたり前の様にハーモニーを奏でている訳ですけども、当時は、音と音が協和する事自体が神秘に近く数学的に、哲学的に、天文学的に、幾何学的に、宗教学的に研究され「ドレミファソラシド」を発見し、作り出した。

それは、過去の先人達が「宇宙の調和」であるとか「美しさ」の様な神秘を科学的に解明しようとした結晶の塊みたいなものなのです。まさに、「ドレミファソラシド」は、過去の先人がくれた人類へのギフトだと思います。さて、現代に生きる僕達はこの先人がくれたギフトを使って、どんな音楽(調和)を奏でましょう。

音楽は、調和をもたらすもの。

あなたが奏でる音楽はこれからどんな調和をこの世界にもたらすでしょうか?僕は楽しみにしています。

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