音の終わり方

フレーズの音の終わり方を意識している人はどれくらいいるでしょう?通常、音が終われば、次の音を出すという事になりますので演奏時には、次の音のタイミングやリズム、発音の事ばかり意識してしまうのは仕方ありません。そういった事もあって、フレーズの音の終わり方を意識できている人はほとんどいません。しかし、音の終わり方を意識するとフレーズの印象が変わります。

それは、ただ楽譜に書いてある音符をタイミングとおりに吹く事に必死になっている状態から、フレーズとしてどの様に吹けばかっこいいかを考えることでもあるからです。今まで、あまり意識した事がないかもしれませんがフレーズの音の終わり方を意識してみましょう。

2種類の終わり方

さて、フレーズの終わり方のニュアンスは無数にありますが乱暴に分類すると2通りあります。

  • 1、タンギングせずに息だけで終わる。
  • 2、タンギングをして終わる。

どちらを使うかは、フレーズのニュアンスによります。

基本的にバラードなどのゆっくりした曲では、タンギングをせずに息だけで終わる事が多いですが、これはそのフレーズをどう歌いたいかによって変わってきます。息継ぎをしていては間に合わない場合やバッキングなどの音型は、タンギングをして終わる事が多いですね。

どんな時にタンギングをするのか、また、タンギングをしないのかは音楽のあり方、フレーズの歌い方などでコロコロ変わります。ここで言えることは、音の終わりをどうするのか?という事にひとまず意識を向けてください。意識するだけの事ですが、やってみるとこれだけの事が非常に難しい事がわかります。

もちろん、ただタンギングをするのか、しないのかではなく息の使い方や口の中の状態も非常に重要になってきます。ただ、ひとまずやるべきステップは意識を向ける事です。これまでどの様にフレーズの音を処理していたのかを観察してみてください。

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